こんにちは。表参道HAKUデンタルクリニックの白です。

3月から当院では定期的に歯科医師向けに「デジタルデンティストリーCADセミナー」を開催するのですが、今回はそのプレセミナーということで当院スタッフ、ボリデンタルクリニックの三堀先生、その他スペシャルゲストで勉強会をおこないました。

内輪の勉強会とはいえ内容は歯科医師向けの実践的なものでかなり難しいものとなっています。
↓の写真は歯科用のCADソフトを使用してクラウン(被せもの)をデザインしているところです。
被せ物を作る際、従来は型取りをして石膏で模型をつくりワックスで歯の形をつくり・・・。(省略)。
まー、それは大変な作業です。
しかし今の最新技術を用いれば、スキャナーで型取りを行いそのデータを元にCADでデザインをして削り出しの機械が歯の形に削ってくれます。この工程だけでもかなりの時間と労力を減らすことができるんです。

こちらはまた別のソフトになりますがインプラント治療を行う際のサージカルガイドのプランニングを行っています。
CTのデータと口腔内スキャナーのデータをコンピューター上で合わせることによりあらかじめインプラント治療のシミュレーションをおこなうことができます。

続いてデザインして削り出したクラウンの色付け作業です。
ここからは手作業での仕上げとなりますが、より自然感のある歯を再現する上で重要な工程です。

何色か色を重ねることで歯らしくなってきました!

出来上がった歯はストラップにして皆さん記念にお持ち帰りです。

最後はみんなで記念写真。
スタッフも普段は横で目にしているものでも、実際に自分で全てをやってみると難しかったようでいい経験だったようです。

今回のセミナーは当院歯科衛生士3名、歯科医師1名、ゲストのライオン君(息子小6)でおこなったのですが、初めての作業ということもありますが歯科医療の経験年数に関係なく皆が同じように作業をこなすことができたのが驚きでした。
3Dマウスの扱いにおいては普段からスウィッチやマインクラフトなどの3Dゲームに慣れているライオン君(息子小6)が一番上手に使っていました。デジタルネイティブには敵いませんねー。
朝から夕方までの一日セミナーでしたが皆さんお疲れさまでした!