こんにちは。表参道HAKUデンタルクリニックの白です。
今回は口腔内スキャナーの3shape社TRIOS3(トリオス)をご紹介します。
↓の写真。これだけ見ますとなんかゲーム機のような怪しい雰囲気ですね。
左はトリオス用のPCで正にゲーマーに人気を誇る超ハイスペックマシン・エイリアン17。
そして右が見ての通り3shapeのTRIOS3です。とてもしゃれたパッケージですね。
取り出すとこんな感じです。とても歯科用の機械とは思えないスタイリッシュな形状です。
このトリオス。なにができるかと言いますといわゆる歯の型採りができるんです。
従来の歯医者さんでの型採りは粘土のような柔らかい物を練って口の中で固めていました。
なんとこのトリオス3は光学印象といって直接口の中で写真を撮り、3Dデータとして映像化してしまう優れものなのです。
こちらがPCと接続した状態。診療室にこれがあるとまだ違和感があります。
上の歯をスキャニングしたもの。とても精密に再現されており、なによりもスキャンするスピードが速いのが特徴です。
下の歯をスキャニングしたもの。
噛み合わせを記録して上下を合わせることもできます。
この映像をみる限りただの歯の写真ですがこれがPC上で上下左右くるくる動かすことができ、このデータを元にCAD/CAMや3Dプリンターで歯の修復物やインプラント用のガイドの作製ができ矯正治療にも応用できます。
僕ら歯医者にとってこの口腔内スキャナーを使った光学印象の技術はとても革命的なのもであり、デジタルデンティストリーの幕開けでもあります。
このデジタル技術の進歩は僕らの想像を超えるスピード日々進歩しており、正直ついていくのが大変なこともありますがより良い治療を目指してチャレンジしていきたいものです!
スリーシェイプ社の口腔内スキャナーTRIOS3の紹介動画は↓