とうとう我が医院にも3Dプリンターがやってきました!
「歯医者さんで3Dプリンター?」って思う方も多いかと思います。
ここ数年私たちのクリニックでは積極的にデジタル化を進めてきましたが、普通の一般歯科医院にも3Dプリンターが置ける時代になってきたのは驚きです。
当院では現在、口腔内スキャナー・3D歯科用CT・歯科用CADを導入して日々の臨床で活用しています。そこに3Dプリンターが加わることによりさらにいろいろなことができるようになります。
歯科医院での主な用途は従来の型取りからの石膏模型にかわる樹脂模型作製やインプラント治療で使用するサージカルガイドの作製です。

↓が今回導入した3DプリンターFormlabs社の最新機種form3です。
造形方式は従来のform2の光造形(SLA)からさらに進化してLFS(Low Force Stereolithography)となりより高精細の造形を行うことができるようになりました。

専用ソフトで造形物の設定をおこないます。

プリントボタンを押せば自動的にレジン液の充填が始まります。

いよいよ造形の始まりです。

今回のテストケースはインプラント治療で使用するサージカルガイドのプリントです。
50㎛のピッチで2時間半くらいかかりました。

↓はアルコール洗浄後、最終重合までおこなったものです。

最後にサポートピンを撤去します。
従来品と比べてサポートピンのタッチポイントが小さくなったため取り外しも簡単です。
とりあえずテストプリントは成功のようです!
これからの活用が楽しみです!


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